2022/8/10
イベント

SALTPARKにて小学生向けの親子プログラミング体験会が開催されました


先日、SALTPARK(弊社オフィス6Fフリースペース)にて北海道プログラミングコンテスト実行委員会が主催する小学生向けの親子プログラミング体験会が開催されました。

プログラミング体験会の目的

日本では2020年度から小学校、2021年度からは中学校、2022年度からは高校でもプログラミング教育が必須化されました。高校でのプログラミング教育必修化は、2022年度に施行された「新学習指導要領」に基づくもので「情報I」が共通必履修科目として新設されています。「情報I」は2025年度から大学入学共通テストの試験科目として導入される予定です。プログラミング教育は単にパソコンスキルを養うだけではなく、プログラミング的思考を養う=自分の頭のなかで思い描いたものを形にしていく工程のなかで主体性や想像力、解決力が培われます。

しかし、海外では5〜10年前からすでにデジタル教育が推進されており、日本はデジタル教育において後進国といえます。また、日本国内においても都心と地方でデジタル教育に格差が生まれているのが現実です。

主催である北海道プログラミングコンテスト実行委員会では北海道のデジタル教育を底上げしようと全道各地で小学生、大学生向けのプログラミングスクールや体験会を展開しています。当社ではこの取り組みに賛同し、体験会スペースとしてSALTPARKを開放しています。

プログラムは「Scratchを使ってオリジナルの水族館を作ってみよう」

当日は小学3、4年生を中心に参加し、Scratchでオリジナル水族館をつくりました。お子さんが講師のフォローのもとプログラミングに取り組んでいる間、保護者の方がには教育セミナーとして 新学習指導要領「教育改革2020」について説明がありました。

「Scratch」とは

ビジュアルプログラミング言語Scratchとは、マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発した、世界中で利用されているプログラミング言語です。ブロックを組み合わせていくビジュアルプログラミングなので、小中学生や初心者でも取り組みやすいツールとなっています。

オリジナル水族館が完成したあとは、プレゼンテーションタイム

お子さんが作成したプログラムを保護者の皆さんに発表していきます。色や配置、魚の動きなど工夫した思い思いの作品が出来上がりました。Scratchに初めて触れるご家庭が多かったようですが、大学生講師が寄り添いレクチャーしていたので、次第に触り方に慣れ没頭していった様子でした。


北海道プログラミングコンテスト実行委員会では、今後も全道各地のプログラミング体験会やプログラミングコンテストを開催する予定です。

■2022年11月開催「北海道Scratchプログラミングコンテスト」
 ソルトワークスはスポンサーとして協賛します。
 https://hokkaido-procon.com/