2023/2/22
イベント

【社内勉強会】資産運用勉強会を開催しました

2月中旬、SMBC日興証券様をお招きし、資産運用に関する社内勉強会が開催されました。
ソルトワークスでは福利厚生として『企業型DC(企業型確定拠出年金)』を導入しており、資産運用をはじめているスタッフもいます。

今回は、投資をはじめたいが不安な印象があり一歩踏み出せない、 企業型DCやつみたてNISAをはじめてみたものの銘柄選びについて知りたいといったスタッフを対象に初心者でも理解しやすいカリキュラムで勉強会を開催しました。

<カリキュラム内容>
・生涯における三大資金を認識しよう
  目標達成のために、お金に働いてもらうという新しい選択肢
・どんな方法があるのか?それぞれの特徴について
  iDeCo、企業型DC(企業型確定拠出年金)、NISA
・いくらまで増やしたいのか、ゴールからの逆算
  預金金利で達成できるかな?今の景気、これからの景気はどうなるか?
・マーケットをズバリ当てることは不可能。「分散」でリスクを減らそう。
・どのように運用すればいい?運用商品のそれぞれのリスク
・掛金設定で社会保険料の削減効果も。制度を利用して効率的に積立しよう。

金融の専門家の話を聞ける貴重な機会ということで、勉強会には多くのスタッフが参加しました。

勉強会はオフライン・オンラインのハイブリットで開催されました

まず、未来の目標実現のための資産形成ができるよう生涯における三大資金について解説がありました。人生にはさまざまなお金が必要ですがそのなかでも特に「住宅資金・教育資金・老後資金」が三大資金といわれています。

お金をつくる選択肢は「労働・節約・預貯金・不動産運用」があげられますが、物価高騰や銀行預金の低金利で限界があります。

70.80歳代の方々が働き盛りだったころは定期預金で資産が増えていきましたが、現代は超低金利時代です。先進国として復興してきた日本は、高齢化が進み成熟した国。アメリカやヨーロッパも同様に成熟化した国ですが、そういった成熟した国では金利は右肩下がりの傾向になるといわれています。

アメリカでは退職金制度が少なく、老後の生活資金は自己責任という認識が一般常識化されているため、自分で資金運用してお金を増やすという仕組みが日本よりはるかに進んでいるんだそうです(日本は資産運用に関してかなり遅れをとっている)。

お金を増やすのに限界があるこの時代を生き抜く方法として「お金に働いてもらう(資産運用)」という新しい選択肢が日本でも徐々に浸透してきました。
今回の勉強会では、資産運用の基本として『DeCo(個人型確定拠出年金)』『企業型DC(企業型確定拠出年金)』『NISA(少額投資非課税制度)』『つみたてNISA』の説明がありました。

また、投資のポイントについて「長期・分散・低コスト」が重要だと解説がありました。
GPIFのポートフォリオをもとに「時間の分散・資産の分散」の重要性について説明があり、時間をかけて分散していく投資のポイントをおさえることができました。

最後に、社内の企業型DCを担当しているウタから「企業型DCの掛金設定による社会保険料の削減効果」について解説がありました。実際の給与明細をもとにシミュレーションが行なわれ、企業型DCに加入した場合、どのくらい社会保険料が控除され削減効果があるのかを実感することができました。

質疑応答の時間では「これから投資をはじめるにあたって、iDeCo・企業型DC・NISAはすべてやったほうがよいのか?優先順位はあるのか?」「もし独立するなどして退職した場合、企業型DCからの移行はどうするのか?」など資産運用に関する疑問が飛び交いました。

物価高、人生100年時代、老後2000万円問題などなにかと不安を感じるこの時代に生きる私たちにとって資産運用の正しい知識は強い味方になると実感し、学びの多い勉強会となりました。
弊社でも福利厚生として企業型DCを導入しているので、今後も一人ひとりが資産運用に関する知識を身に着けて未来の目標を実現できるよう行動していきましょう。
SMBC日興証券様、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました!