2019/11/22
ホンネ座談会

エンジニアのホンネ座談会

エンジニアといえば、言わずもがな、業種を問わず引く手あまたの職業です。
そんな彼らは、いったいなぜ、どんな経緯で、ソルトワークスへ入社したのでしょうか?
また、ソルトワークスは、エンジニアにとって、どんな職場なのでしょうか?
ベテランから若手まで、世代を超えた4名に、ざっくばらんに語ってもらいました。

左から 藤竜マグのぼるいとうせいこう

目次

  1. 絶対条件は自社サービスで成功してる会社
  2. 自分たちでつくって、自分たちに返ってくる
  3. 楽しまなくちゃエンジニアじゃない
  4. デスクのまわりも休みのとり方も、自由すぎる件
  5. この人と一緒に仕事したい!って思ってもらいたい

絶対条件は自社サービスで成功してる会社

左:いとうせいこう
システム開発部 フロントエンドエンジニア
北海道造形デザイン専門学校
コンピュータグラフィックス学科 卒 2013年中途入社

右:のぼる
システム開発部 バックエンドエンジニア
北海道情報大学
情報メディア学部 卒 2018年中途入社

─── どうして、ソルトワークスに入社したのですか?

マグ:いきなり難しいなあ(笑) オレ、ソルトワークスっていう会社ができたときからいるからさ。

藤竜:僕は、はっきりしてました。クライアントからの受託業務じゃなくて、自社サービスで成り立っている会社がいい! それが絶対条件でした。

のぼる:同じです。クライアントに出向する働き方だと、スーツ着なきゃならないですし。僕、スーツ着るの好きじゃなくて。私服の着こなしも全然自信ないですが(笑)

藤竜:あと、勤務時間の過ごし方とか使う技術のバリエーションも、もっと自由にやりたくて。

いとうせいこう:たしかに、制約が多いと知識や技術をアップデートする時間もとりづらいですから。ソルトワークスだと忙しくないときは興味のある技術を勝手に試したりできますもんね。

藤竜:ヒマなときは仕事に関係ないことをしてもいいし、ただ単に気を抜いてもよし(笑) そういう働き方とか社風も共感しました。実は、採用されなかったらエンジニア辞めるつもりでした。

マグ:え~? はじめて聞いた! なんでそこまで思い詰めちゃったのさ?

藤竜:自社サービスで成功してる会社って札幌では少ない気がして。僕は5社経験してどこも合わなかったわけですし、ダメなら早めに別の道を探そうと思ってたんです。

マグ:自社サービスでうまくいってる会社っていうのはみんな共通してるんだね。オレも、転職するときは出向ナシにこだわったよ。あちこち拠点が変わるのは苦手(笑)

のぼる:僕も苦手です。以前は出向先が遠くて、通勤に1時間以上かかっていて…。ソルトワークスに入社してからは、通勤20分、オフィスは街のど真ん中。札幌で働くメリット、つくづく感じてます。

自分たちでつくって、自分たちに返ってくる

─── ソルトワークスの仕事の、やりがいや楽しさは?

マグ:自社サービスの楽しさね。それは単純明快! 売上に上限がない!

いとうせいこう:たしかに! 受託業務って金額が決まってますから。それに、自社サービスは、自分たちで開発して、お客さんによろこんでもらえて、その分返ってくるといういいサイクルがあります。

のぼる:売上とか成果が目に見えてわかる、っていう点もやりがいがあります。自分がつくった機能がこんなに利用されてる! ってわかったとき、がんばってよかったと思いました。

マグ:サービスとしては「ナジーム」の開発が楽しかったな。デザイナーとかいろんな人たちとのコラボから生まれた、ソルトワークスらしい仕事だよね。エンジニアだけじゃできなかった。

「ナジーム」は、年賀状作成サービス「年賀家族」で提供している画像加工機能。写真をデザインの雰囲気に自動加工し、オーダーメイドのようなハイクオリティのハガキを簡単につくれる。

マグ:「ナジーム」」は最初、「写真を傾けられないか?」っていうアイデアからはじまった気がする。写真合成って基本的に平面だけど、傾けて立体的にできたらリアリティ出るんじゃないか、っていうことで。

のぼる:自由にアイデアを出せて、それをカタチにできるプロもいる。ソルトワークスの強みですね。

マグ:みんなが「そうだ! 傾けらんないんですか!」って感じになって、やり方わかんないのに「できますよ!」って言い張ったの(笑)でも、調べてみたら意外と簡単にできちゃった。

藤竜:実験が成果を生み出しましたよね。実験する時間をもらえて自発的にやった感じ。

いとうせいこう:アップ後も、ページの表示スピードを速くしたいと思ってすぐに試しました。自分でつくったから愛着があるんです。自分がそうしたいからやるんですよね。それも自社サービスの魅力です。

楽しまなくちゃ、エンジニアじゃない。

右:マグ
システム開発部 マネージャー
北海道岩見沢西高等学校 卒
2008年中途入社

左:藤竜
システム開発部 マネージャー
札幌デジタル専門学校 情報処理科 卒
2014年中途入社

マグ:これからは、実験とか研究をもっと好き勝手にできるようにしたいなと。技術の幅が広がれば、仕事はもっと楽しくなるはずだから。たとえば、AIとか形態素解析とか。

藤竜:形態素解析は、FAQページとかに応用できますよね。今は、「ログイン_できない」とかキーワードしか拾えないけど、話し言葉をそのまま認識できたらもっと便利だと思います。

マグ:仕事に生かせる場合もあるだろうし、たとえ仕事に直結しなくても普通に楽しいよね、っていう。いとうせいこうもアプリのテストやってるよね?

いとうせいこう:はい、普段の仕事でアプリ開発をやってるわけじゃないんですけど、つくってみました。発見もあるし楽しいです。自由に研究できる環境、もっと広がればいいなと思います。

のぼる:僕、ディープラーニングのコンテストに参加したかったんです。やってみていいですか?

マグ:もちろんオッケー! みんなも、「こんなことやりたい!」ってないの?

いとうせいこう:僕、ゲームつくりたいっす(笑)

マグ:全然オッケー!(笑)みんな、もっと楽しいことをやろう! オレたちってもともとコンピューターが好きで、いじってるのが楽しくて楽しくて、エンジニアになったんだから。

デスクのまわりも休みのとり方も、自由すぎる件

─── ソルトワークスの職場環境について、どう思いますか?

のぼる:自分のスペースが確保されてること、ホントうれしいです(笑)デスクが広いしイスも座り心地いいし、パーテーションで仕切られてて仕事もしやすい。2リットルの水を大量に置いたり、ハンガー掛けを持ってきたり、自分の部屋みたいに好き勝手やってます。

いとうせいこう:僕はデスクにフィギュアを置いてまして、一時は3~4体あってカオスでした(笑)それに比べて藤竜のデスクはいつでもスッキリきれい。

マグ:その人らしさが出るよね。オレは卓上扇風機が必需品!

いとうせいこう:僕も会社に買ってもらいました。一人ひとりが働きやすいように、惜しまず買ってくれます。

マグ:マシンのスペックも高いと思う。3年くらいで買い替えるようにしてるんじゃないかな。

藤竜:買い替えをお願いして、ダメって言われることはないと思います。

いとうせいこう:あと、有給がとりやすい! 「え? 休むの?」っていう雰囲気、まったくないですから。

マグ:(部署責任者の)オレが許可出すだけでいいからね。すぐオッケー出すよ(笑)

藤竜:今年は1週間ぶち抜きで有給使って、新婚旅行でフィンランドに行ってきました。

のぼる:ゲームの発売日に有給とってもいいですか?

マグ:全然オッケー!

藤竜:人気ゲームの発売日は会社に誰も来なかったりして(笑)

マグ:それはやめてよ、出勤して誰もいないとさみしいから(笑)

この人と一緒に仕事したい! って思ってもらいたい

オフィス6階のバーカウンターコーナーにて

のぼる:社内の人間関係もいいですよね。個性的な人ばっかりだけど、お互い尊重してる感じです。

マグ:「誰と仕事するか」が重要だっていう会社の理念が生きてるんだと思う。オレも、一緒に仕事したいって思ってもらいたいし。

藤竜:声をかけやすいって大事ですよね。能力とか技術は、その次かなと思います。

のぼる:僕は、WEBの知識や技術で足りない部分がいっぱいなのに、それでもすごく尊重されてるなあと感じます。仕事の量とか進め方とかも、きっと僕のキャパや技量を考えて、やりやすいようにさせてくれてるんだなと。だから、藤竜さんにはとても感謝してます。

藤竜:それはよかった! 自分ではそこまでちゃんとできてないと思うけど、唯一心あたりがあるのは、複数の選択肢があるときは「やりやすい方でいいよ」って言うようにしてます。

いとうせいこう:理不尽に怒り出す上司や先輩もいませんし。もちろんマグさんに怒られることもありますが、ちゃんと理由があるし納得できますから。僕の成長を思って言ってくれてるんだなって。

マグ:ありがとう…!

のぼる:新人のフォローもちゃんとしてくれて感謝です。短い期間で馴染めたのは、そのおかげです。

マグ:ありがとう…! なんかもう、今日はホントいい日だな。飲みに行くか!(笑)