2022/5/19
インタビュー

想い出をカタチにする大きなサービスをつくる。サービスをリードするUIデザイナーが語るデザインと組織

UIデザイナー わに WANI
大学院卒業後、2019年新卒1期生としてソルトワークスに入社。入社以来、UIデザイナーとして多様なサービスを支えています。今回はソルトワークスの事業を一貫して大きなサービスに成長させていきたいと語る彼女にデザインやサービスへの想いをインタビューしました。

自分の好きなことをヒントにデザインの道へ

実を言うと、進学を決めるころ高校生の私は美容師になろうと思っていました。
進学先を決めるにあたって高校生の時点で明確になりたい職業を決めなければならないですよね。特に道内だと事業会社が少ないので看護師や薬剤師など資格を身に着けられる職業と進学先を選ぶ雰囲気がありました。

ただ、美容師は体質的に厳しいのかなと思うところがあり、自分は何になるためにどんな進学をしたら良いんだろうと悩んでいたときにたまたま自己診断テストを受けました。そうしたら、情報系の職業が向いているという結果が出てきて、先生の勧めもあって情報系に進学しようかなとぼんやり思っていたんです。
自分を見つめ直したときに絵を描くことや、ものづくりが好きだったことがヒントになり、情報デザインが学べる大学に進学を決めました。

大学と大学院では、主にグラフィックデザインを学びました。
函館市の博物館の展示スペースを手掛けた研究ではUI/UXの大切さや面白さを体感することができました。無意識を意識化できるような展示をコンセプトとして空間デザインを設計し、来場者の行動や発音を通じた分析力や、設計側として思い描く体験を誘導する力が身に着きました。

ものづくりが好きで学んだグラフィックデザインを通じて経験したUI/UX設計が今の仕事につながっていると感じています。

博物館のほかにも地域の広報誌や市電の乗車券など地域の印象に関わるようなデザインに携わったことがきっかけで北海道をものづくりで盛り上げたいという気持ちが芽生えました。自分自身がつくったものを使ってもらったり、感想を言ってもらえたりする喜びを知り、BtoCビジネスに興味を持ったことから道内では珍しい自社サービスを提供しているソルトワークスに入社をしました。

年次関係なくフラットに意見を求められる環境

新卒1期生で入社して4年目になりますが、これまでコンビニフォトつむぐシリーズなどさまざまな自社サービスのUIデザインを担当してきました。

わにがUI設計を手掛けるつむぐシリーズ https://tsumugu.saltworks.jp/

そのなかで印象的なのが、入社して1カ月経ったころに新規事業のUIデザイン担当としてアサインされたことです。私がアサインされたときはサービスがVer.2になるタイミングでリニューアルのフェーズでした。

現場では当時社会人になったばかりの新卒という立場を超えて、常にフラットにいちクリエイターとしてUIデザインについて意見や成果を求められました

このプロジェクトでは、毎週定例で今後開発していく内容を発表する場がありました。役員をはじめ各ポジションのベテランが集まるミーティングで、提案した内容が現実的に実装できるかどうか、このケースが生じた場合はどうするかなどディスカッションを重ねながら開発内容を詰めていきました。

事案に対して自分はどう思うのか意見をしなければいけないのですが、ベテランの方々が新人の意見にきちんと耳を傾けてくれることに驚いたと同時に、クリエイターとしてプライドをもって意見を伝えることの大切さを学びました

このころは仕事が終わって帰宅しても緊張が解けず寝付けない日もあって、当時を思い返してもやっぱり大変だったと感じますが、ソルトワークスには挑戦できる環境を求めて入社しているのでありがたい経験をしたと思っています。この経験のおかげでなるべく精神が軽くなるように自分なりにコントロールできる力が身に着きました。

実はつい最近も当時と同じような顔ぶれの前で発表する機会がありましたが、やっぱり緊張しました(笑)
何年経っても緊張するものなんだと思いました。

ユーザーがなにも感じないことが良いUI

UIの評価は良いか悪いかの2択で測れるものではありません。UIに関して要望をいただくことはあっても、良かったことに対して褒められることは非常に少ないポジションです。たとえば日常で使っているアプリが使いやすかったときに声に出して「使いやすかった!」とは言わないですよね。でもそれで良いと思っています。

良い反応が返ってきたらもちろん嬉しいですが、ユーザーの皆さんが直感的に使いやすい、気になるところがない状態がUIデザインとして一番良いと思っています。

最適なUIを設計するために、アプリを触るときは常にUIのことを考えてます。日常で使うアプリも、ボタンの形はこうなっているんだな、カテゴリの配置はどうなっているんだろうなどついつい気になってチェックします。
アプリに限らず、美術館に行くのが好きなのでパネルの余白や説明文をUI視点で見てしまうこともあります。

ソルトワークスはサービス企画、開発・制作、運営まですべて自社で手掛けているので、サービスを公開したあとの反響がすぐにカスタマーサポートに入り、サービスの制作を担当する私の耳にもその情報がタイムリーに届く仕組みになっています。

サービスをつくっている人間が全員社内にいるので、ユーザーからの声がすぐに入ってきて、万が一迷わせてしまった場合でも文言や実装の相談が即時にできる点が自社開発の良さです。
UIデザインを担当するのは私ですが、サービスや技術に関して相談できる相手は社内にたくさんいるので孤独感はまったくありません。

「想い出をカタチにするならソルトワークス」という連想が生まれる仕掛けをつくりたい

今後の目標は「想い出を形にするならソルトワークスのサービスだよね」と言われるように既存サービスも新規サービスも一貫して大きなサービスに成長させていくことです。

年賀状サービスをしている会社という見え方だけではなくて、ソルトワークス=想い出というワードが先行するイメージで、そのなかに年賀状やポストカード、フォトブックなど想い出を彩るサービスラインナップがある世界観をつくっていきたいです。

個人としては、思いきり手を動かして企画を考えることが好きなのでずっと制作側で居続けたいと思っています。プロジェクトマネジメントに携わるときは、制作スケジュールばかりみて作業的に指示するのではなく、サービスを良くするためにはどうしたら良いかを念頭に置き俯瞰的に全体を見れるよう心がけていきたいです。

全員が企画設計者という意識でサービスをつくっている

ソルトワークスは皆で企画設計してサービスをつくっているので、単なる作業をこなしているだけでは存在意義を見出せなくなってしまうと思います。UI担当としても制作意図をきちんと伝えなければいけない場面が多いので、自分の意見をしっかり持っていないと流されてしまいます。

社内のいろんな職種のメンバーとコミュニケーションを取ることが多いので、デザイナー同士だけではなく、マーケターやエンジニア、カスタマーサポートなど相手の意見を取り入れながら自分の意見をきちんと言える人がソルトワークスに向いていると思います。

入社年次や年齢を気にせず、良いものは良い、悪いものは悪いと言ってもらえたら嬉しいです。デザイナーに限らずどの職種においても主体的にサービスをつくっていく意識を持っている人と一緒に働きたいです。

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